久しぶりに会った彼女は、かなり若返っておりとてもキレイでした。
彼女の話によれば、最近仕事を始めて本格的に社会復帰したそうです。
現在の状況は、やはり“不倫”。といっても契約はあくまでも契約にすぎません。彼女には恋愛感情は一切ないそうです。
肝心の契約内容も、当初の条件がしっかりと果たされているようで、賛成した私としては心からほっとしました。
このように、不倫=恋愛 と捉えず、あくまで“契約”と割り切ることができれば、それなりに成長させることができます。
とは言っても世の中にはびこる“不倫関係”の9割以上は、恋愛の失敗系でしょう。
本日は、私がここ15年ほど経過観察していた“不倫関係”の末路を紹介します。
なお、登場人物は関係が始まった時点の年齢で表記されています。
<タイプ1>略奪愛の末路
男(推定40代):某大手企業に勤める3児の父。妻も現役キャリアウーマン。
女(推定20代中盤):男の後輩。ルックスは上の中程度。しとやかなイメージのある日本的美人。
彼らの関係は彼女が入社した時から始まった。
もともと浮気性だった彼を知る妻は、当初は「またいつもの悪い癖が出た。」と、気にしなかったという。最初は彼も、ちょっとしたつまみ食いのつもりだったらしい。
しかし、まじめな彼女は本気だった。相手が妻帯者と知りながら、いつか妻の座を乗っ取ろうと画策していたのだった。
それから1年もしないうちに彼は妻と別居。同時に彼女と同棲をはじめた。ここまでくれば彼女の思うツボだった。
彼は賢い彼女の言うなりに、妻との離婚調停を開始した。
それからさらに3年後。二人は盛大な結婚式の後、晴れて夫婦となり、ほどなくして1女をもうけた。
しかし、それから1年もしないうちに、彼の悪い癖が始まった。
専業主婦になった彼女を残して、彼はあまり家に帰らなくなった。
元来から生真面目な彼女にはそれが許せなかった。
彼女は育児との狭間で悩み抜いた末、重いうつ病にかかった。
彼は度々情緒不安定に陥る彼女を重荷に感じた。おかげでますます家に帰らなくなった。
ある日、彼女はついに脳梗塞で倒れた。
身体が不自由な彼女を見て、彼は深く反省した。
それでも未だに彼の浮気は止まらない。
<タイプ2>散々待たされた挙句
男(30才):妻の浮気に悩むおとなしい夫
女(27才):結婚願望の強い家庭的なOL
二人の出会いは取引関係の飲み会だったという。出会ってすぐに意気投合した二人は、それからほどなくして恋愛関係になった。
すでに妻と離婚を決めていた彼は、当初は既婚者であることを黙っていたらしい。彼女はそれから数ヶ月の間、“だまされていた”という。
ある日、本当は既婚者であることを彼に告げられた彼女は悩んだ。それでも、彼の『離婚するから』という言葉を信じ、黙って待つことにした。
彼はすぐに離婚調停をはじめたが、妻の方が一枚上手だった。早々に弁護士を立て、無理難題をふっかけてきたのだ。
おかげで話し合いは長引いた。弁護士を仲介しても埒があかないことを悟った彼は、妻と直接交渉するようになった。
しかし、それが悪かった。
話し合いが平行線をたどっていた4年後のある日、妻の妊娠が発覚。妻としてはラッキーなことに、彼の子供に間違いなかったらしい。
後に確認したところ、彼曰く『飲みながら話していて・・・つい。』だそうだ。
彼女は激怒した。これ以上、離婚の条件が悪くなってはたまらない。自分の結婚が長引くのも耐えられなかった。
結論として、彼は妻との離婚を見送った。
今まで子供を持たなかった彼は、妻の産んだ子を見て父性愛がわいたのだという。
<タイプ3>不倫体質
男1(37才):強面で粗野な妻帯者。2人目の妻を持つバツイチ。ちなみに、1人目の妻との新婚期間に2人目の妻との不倫を開始した過去をもつ。
男2(35才):男1の同僚。自他共に認める穏やかなマイホームパパ。
女(24才):二人の後輩。賢く穏やかでかわいらしい女子社員。
彼女から相談を受けたのは、私がその職場を去ってしばらくした頃だった。
男1が自分と同じ年齢の女性と再婚したという話題からだった。彼と自宅が近かった彼女は、年が同じだったこともあってか新妻と意気投合。度々彼の自宅を訪れるようになった。
その後、どんな展開があったかは想像に難くないが、その数ヵ月後には彼女は彼と不倫関係に。
私は反対した。というよりも、男1に対して腹が立った。
二度も同じことしやがってー!!!
二人の関係が社内に知れ渡るのはかなり速かった。その数日後には皆当然のように二人に気をつかっていた。
それでもストッパーの役割を担う人間はいたらしい。ある時、男1は同僚にたしなめられた。
そのせいか、彼女はある日突然別れを切り出されたという。
『何だかわからないけど、振られちゃったんですよぉ。』と、彼女に言われた。
それから1年後。ある関係者から彼女の噂を聞いた。
彼女が男と同棲を始めたらしい。
しかし、その相手は男2。彼女は再び身内に手を出した(出された?)のだった。
私が知る範囲で、男2は二児の父。マイホームパパ。退社時に何度か、妻と子供たちが車で彼を迎えに来たのを見たことがあった。
あの幸せそうな家庭を彼女が壊したとしたら・・・!?
それから私は、彼女の経過観察を開始した。
2年後。二人は同棲をはじめた。正確には、一人暮らしをはじめた彼女の部屋に、浮気がバレて家に居辛くなった彼が転がり込んだ。
それでも彼女は幸せそうだった。
3年後。恋愛について語ると、たまに思いつめた表情をする彼女。決心したように『30才までに結婚できなければ、今付き合っている相手とは結婚しないと思います。』と言ったのが印象的だった。
5年後。急に老け込んだ彼女。やたらと皮肉っぽい発言が増えており、昔の可愛さはかけらもない。
7年後。久しぶりに先輩の結婚式で遭遇。さらに老け込んだ彼女の発言にはいちいち皮肉が込められており、既に祝う気持ちが感じられなかった。
これ以降、彼女と会ってはいない。
関係者の話によると、彼女と男2は結婚するでもなく未だに関係を続けているらしい。
以上、暗いネタをお送りしました。
今回は、女性側が一方的に傷ついた展開になっておりますが、これは女性側の“思い違い”。不倫する以上は立場をわきまえなくてはいけません。
タイプ1の生真面目な女性は『自分と浮気した彼は、他の誰かとも浮気するかも知れない』と解らなくてはならなかったのです。
タイプ2の女性は、彼の甘い言葉にだまされ続けました。しかし、自分の結婚願望を優先するなら、彼の離婚が成立するまで、二人の距離を置くなどの強制措置を取るべきだったのです。
タイプ3の女性は、私の後輩でもあり妹分でした。しかし、最後に会った時には可愛らしさのかけらもなく『いやなオバサンになったなぁ。』と心ならずも感じてしまいました。
現在もバリバリのキャリアウーマンの彼女なら、いい加減あきらめて“独身主義”とでも言い放った方が、潔くて素敵だったのではないでしょうか。
最後に、私は不倫を肯定も否定もしません。
鑑定してみて『この人は立場をわきまえて、(不倫経験を)自分の成長につなげることができる。』と、解った場合のみ、応援することもあるのです。
![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)